20190923_内省の旅
連休3日目、旅行としては二日目である。
朝からホテルのバイキングを食べ過ぎてしまう。
泊まったところはコンフォートホテル。自分は、ホテルの朝食バイキングには少しうるさい。舌は肥えてないので飲食店で満足いかなかったことは人生で数回くらいしかない（大体何を食べてもおいしい）のだけれど、「ウインナーもベーコンもない」とか「牛乳が無い」とか「健康志向すぎる（ジャンクな料理が少ない）」とか、今まできちんと言語化してこなかったけど、朝食バイキングについては思うところがいくつかある。
コンフォートホテルの朝食バイキングは無料。結局無料って宿泊代金にコミコミなんだろうけど、割高には感じないし、そこはいい。それに、「無料」って言うくらいだから、期待していなかった。バイキング会場もそんなにちゃんとしてないように見えた。
いざバイキング。決して料理数は多くないけど、とても「ちょうどいい」感がある。どれもいい感じに美味しくて「なんで〇〇が無いんだ！」みたいな包囲網に穴があるカンジでもない。そして、嬉しいのは、パンの種類が多い（8種類くらいある？）。
ということで、大満足で思わず食べ過ぎてしまって、この日は夜までロクなご飯を食べなかった。
自分は、旅先で名物を食べなくてもいいし、観光も絶対したいものがあるわけではない。だから、ホテルのバイキングでおなかいっぱい食べてもいいし、なんならマックでもいいような人間だ。
ということで、お腹いっぱいで岡山を出る。前日、きちんと掛布団をかけて寝なかったせいか、眠くて、いまいち運転する気にならない。岡山を出てすぐのSAで車を止めて、kindleの漫画を読んでいた。
そうこうする間に午後1時とか2時とかになってしまって、慌てて車を走らせる。夜までには和歌山のどこかにつけばいいな、と思って、この日の宿は白浜のあたりにする。せっかく海沿いだし、ロケーションの良いところにしようかと思ったけど、古城をイメージした面白そうな宿があったため「別に、海に面した景色の良い宿は別の機会に泊まれるしな」と思い、そっちに。南紀白浜リゾートホテルというところで、宿泊施設なんだけど、ゴルフ場がくっついていて、ゴルフのクラブハウスとしての用途が大きそう。そう言われると、この外観や内観も幾分か納得する（写真が多いのでページ下段に表示）。
夜はその辺のラーメン屋ながまる食堂でラーメンを食べる。しょうゆに背油が浮いていて、尾道ラーメンっぽいなと思ったけど、レビューを見ると尾道ラーメンとは違うって言ってる人がいる。よくわからんけどおいしかったよ。
宿について、あとはシスタープリンセスの可憐がvtuberになったとかで、その放送を見ていた。別に自分は可憐好きでもないし、シスプリにめっちゃはまっていたわけでもない（声優さんもわからない）のだけど、可憐の声優さんが「5分は頑張って（可憐のキャラクタを）保つ」って言ったり、転職する人へのお悩み相談で「仲の良い人を作ってみては」とか14歳のキャラクタに喋らせるのが、メタとの塩梅がいい感じで面白かった。
宿は、そんなに城っぽくなくて、古さの方が勝って感じてしまったかな。
ここまで、ほとんど観光らしい観光は何もしていないのだけど、自分としては一人旅ってほとんど「内省の旅」であって、自分の今の状況を整理して、自分が思っていることを明確にするとか、状況を分解して今後どうするかを明確にするための工程である。車を運転している間は、無意識でも意識下でも嫌でもいろんなことを考えるので、いろんな物事が整理されて、なんというか精神的に良い方に作用する。温泉とかでも同様のことが得られるのだけど、運転の方が自分としては性に合っているかな。
旅行二日目はここまで。
