20191112_醜悪
この日は、仕事をしていて軽率な自分の言動でかなり自己嫌悪になった日だった。
なんであんなことを言ってしまったんだろうと、思いつつ、別に、言われた人も気にしていない様子なのだけど(その人が直接不快になることではないので)自分だけがずっとダメージを受けていた。それは、昼食を食べても家に帰って夜になっても続いていて、本当に現実逃避だけを目的に酒を飲んだ。
こういう自己嫌悪はかなり久しぶりだ。自己嫌悪自体は結構あるのだけど、もっとどうにもならないことに対して自己嫌悪することが多くて、自分の軽率な振る舞いに自己嫌悪することって、本当に久しぶりかもしれない。
自分がまさに忌み嫌っていた存在に自分自身が堕ちて、それをひどく醜悪に感じてしまって、酒に溺れるようにして夜を乗り切った。
人間に「忘れる」という機能が備わっていて良かった。