大きいパン

よるはこれから

ターニングポイント

4月に入って半月になる。

 

3月末まで本当に仕事が忙しくて、はっきり言ってここ半年とか一年とか、何をしていたのか覚えていない。もっというと、今の職に転職してからここ数年、何をしていたのかあんまり覚えていないので、気づいたらこの年になっていた感すらある。

 

どう考えても3月に働きすぎた反動なのだが、4月に入ってずっと体調が悪かった。頭痛から始まり、どれだけ寝ても疲れが取れない期間を経て、鼻炎が急激に悪化し、風邪による熱、頭痛。今は熱も下がって頭痛もあまりないのだが、鼻炎がひどくなりすぎたせいで今度は中耳炎一歩手前である。

 

もともとは4月で環境が変わるから、それに対応するために3月に無茶をした、というやつで今は比較的、心穏やかな日々を送っている。


そんな感じでボロボロなのだけれど、仕事を休んだりもして、休息は十分すぎるほどにとった。体調はまだまだ本調子とは言えないのだけれど、精神的な休養をしっかり取ることができて、思考はいい感じにクリア。精神が回復した、というのはこういうことを言うのだろうな、という感じ。

 

ここ数年の仕事は前職ほどじゃないにしろそれなりに思うところがあった。よく若いうちは苦労をしろ、と言うが、最近の多くの若者(?)と同じく個人的にはそれはクソ喰らえだと思っていて、仕事なんて楽なほどいいし、苦労は買ってでもしろ、なんて言う人には「結果的にうまく言っただけの自分の経験だけで適当なこと言うな」とか思ったりする。

でもまぁ、きつい仕事が成長につながることを否定するわけではなく、またきつい仕事が当人の価値観を変容させることも否定はしない。ということで、ここ数年でずいぶん性格や考え方が変わった気がするな、と思う。

 

これまでもそうだったけど、ここから先は更に完全に自分語りなのだけれど…いい意味でも悪い意味でも度胸はついた。それなりのことをやったし、同世代でも目上でも仕事ができない人をたくさん、本当にたくさん見たので、多少歳や位が上の人に対しても抵抗なくそれなりのこと言えるようになった。あと、組織に期待しなくなったし、人にもあまり期待しなくなった。なんというか、個人の完全に腐ったので、愛社精神みたいなのは、前も別になかったけど今はマイナスのほうになっていて、サボることをよく考えている。

仕事を頑張るという価値観は、一切なくなった。仕事ができない人がいっぱいいるので。単純なコミュニケーション能力もだし、事務能力、PCスキルなんていうのは、無い人は本当に無い。それそれなりのポストについている人も同様で、管理職はマネジメントスキルを持ってないどころか組織の運営をうまくすることが管理職の役割だと思ってない(認識が欠如)している人もいるし、まぁ凄惨たる有様だ。

まぁそれって組織としてかなり未熟なのも手伝っていて、ろくな管理職研修は無いように見えるし、仕事の範囲や責任の所在が明確でないし、管理職が責任を取るつもりがない、っていうかそもそも罰せられることがほとんどないから、管理職も自分の職域のことでも他人事なんだけどねwウケるwそれはおかしいわw。年功序列の人事だし、多くの人にとって頑張る意味なんて無いんだろうね。業務量に見合わない人事配置が横行していて、よくわからない偉い人の意向で意味不明にポストが増えたりする。そんなポストいらんのじゃ!!と思うよ正直。誰が希望したポストやねんそこ、という。

 

あと、個人の考え方としては、いろんなことに興味がもてなくなった。連日ツイッターを賑わせているトピックには、本当に興味がなくなった。政治的なことだったり、ジェンダー的なことだったり、それ以外のことだったり。正直これは社会的興味関心の減少で、うつ状態の一つだと思っていて、「まずいなー、直さないとなー」と思っていたのだど、ゆっくり休んだらこれはこれで自分の強みだと思ってきた。

何事も自分本位に考えるようになり、「みんな笑顔の裏にはそれぞれの辛い人生があるのよ」みたいなツイートがバズっていると「うるせぇ!俺は辛いんじゃ!!他人は関係ねぇ!!」と思うようになった。一応言っておくと、個人的に、これはとてもいい傾向です。

 

まぁそんな感じで、今に至ります。今年は仕事の比重をこれまでの7割くらいにします。絶対。またみんな遊んでください。