投機を続けるのは結構大変という話
ええと、ちょっとアレなテーマなんでアレですが、決してアレなファイナンシャル系ブログ記事ではなくて個人の生活の話。
自分は財テクとかお金のことを考えるのがすきなのと、前職が金融勤めだっただけあって一般の人よりかはその手の知識があるので、投資と投機をしています。
今の時代、投資というのは実は簡単で、正しい情報にきちんとアクセスできれば誰でも身の丈にあった投資ができる時代になってきています。(正しい情報にきちんとアクセスすることが難しいんだよ、という話は百理ある)
まぁこれは話の本筋じゃないので割愛するのですが、今日のお話は投機のこと。
まず、本題の前に投資と投機ってどう違うんだよっていう話、あるんですが、めんどくさいので「投資は長期の資産形成」「投機のほうが短期売買でギャンブル性が高い」でいいです。(投資と投機の違いって常識なのかそうじゃないのか、どうなのかな。)
自分は、趣味で投機をしています。とはいえ、さっきも言ったとおり投機はギャンブルなので、たくさんのお金を突っ込んでいるわけではないです。
自分の投資と投機のバランスは投資:投機=9:1か8:2くらいで、ここでいう投資っていうのは実は貯蓄も含んでいて、まぁ毎月の給料のあまった金の(普通は貯蓄になるもの)の1,2割くらい投機に突っ込んでるってイメージになるんすかね。
まぁだから、本当にただの趣味なんですよ。
最悪なくなってもいいお金だし、趣味だから、まぁしゃーないかって思いながらやっている。
とはいえ、一発当てたいというスケベ心はもちろんあるし、やっている以上はどこかで実になってほしいわけですね。
でもまぁもちろん全ての人が勝ち続けることはできないし、勉強したからって言って勝てるものでもない。
あーでも成果が出ないとつらいよー!!!!という話がまず一つ目。
あと、投機って絶対に精神衛生上良くないんですよね。
人は利益より損失のほうが同じ金額でも多くの感情を感じるという話があります。(詳細はプロスペクト理論でぐぐれ。だいたい、2~2.5倍違うといわれている)
基本的には、投機というのは大抵の場合、損得の和がゼロになるゼロサムゲームといわれていて(本当は違う場合もあるのですが)
なのでこれらの話からすると、お金の期待値的にはプラマイ0なのに、勝ちも負けもない状態でも感情的には余裕でマイナスだし、余程勝てない限り、負けている時の感情が上回って、精神衛生にはマイナスだし、まぁ大体マイナスだよね。
投機をすることのデメリットってこれ、あるんですが、このことがクローズアップされていることってあんまりない気がする。でも実際に投機をやっていると、このことを滅茶苦茶感じる。
実際、こういうことで精神衛生上マイナスに働くのって、お金の話じゃなくてQOL(生活の質)という意味でめっちゃ無駄だなーと思っていて、ちょっとどうにかしないとなぁとは日々思っていた。
例えばbotトレード(一定の状況になると自動売買するプログラム)とかを最近はメインにしているんだけど、損を出しても「自分が負けたわけではない」「自分が間違っているわけではない」と感じるのか、面白いことに何故かあまり凹まない。自尊心が傷ついてないってことなのかな。
投機を続ける最も大きなコツってこの「いかに精神を消耗しないか」だと思っているので、自分がbotを使ったシステムトレードに移行していくのはとてもいいことだと思ってて、最近はやれてたんだけど……
なんかそれでもダメージを追うことってありますよね。それが今。
あと、投機以外の生活がいかに充実してるかっていうのも多分あるんだろうな。
やっぱ趣味の一つでしかないんだから、もっと他のこととかで人生楽しまなきゃなー!!
最高の夏に!!俺はなる!!
「狭くて浅いやつら」におよばれ
話してきました。
しったかブリリア、AKB49は私的に推し漫画です。カガクチョップは推してません。
ええと、簡単に言うとカガクチョップに関しては、お笑いってなんだろうね、人によって面白さが違うって、何が違うんだろうね、という風な話をしています(確か)個人的に読むのがしんどい漫画だったので、みんながどう思うのか(面白いと思うのか)とても興味があります。ウェブ連載もしてるんで、一話と最新数話は読めます。ぜひリプライ等で読んだ感想を聞かせてください。
あとAKB49は以前から何度かtwitter等で挙げてるんですが、タイトルのイロモノ感に反して展開がメッチャ熱い。スポコン要素満載の漫画です。アリスちゃん可愛すぎて心が苦しい……クルシイ……
(↓ネタバレ画像も無くは無いので気を付けて
ルパン三世 PART5がめちゃくちゃおもしろい
結構今更感のある話ですが、今期のテレビアニメ、ルパン三世PART5(現在最新18話)がめちゃくちゃ面白い。
はっきり言って自分は以前のルパン三世テレビシリーズは数話しか見ていないし、毎年1つ作られるスペシャル版をたまに見る程度。特にテレビシリーズは淡白でエンタメ性が少ないイメージがあって結構全然期待していなかった。テレビシリーズが好きな人だけが楽しめるアニメだと思っていた。
最初の5話、中編が天才ハッカー少女がヒロインの話。ネットネタ、仮想通貨、ドローンでの全世界中継等、やたら今風だなーとしか思わなかったんだけど、話が進むにつれて演出?脚本?のうまさ、かっこよさがめちゃくちゃ際立つ。
もちろんモブの弾が当たらないとか、お約束はあるんだけど、一度物語の世界に入ってしまえばめちゃエンタメとして完成されてる。
話によって全然雰囲気が違って、ギャグ回等もあるんですが、特に7~10話、ルパンの過去がらみ「ルパンがこの世で一番会いたくない男」と言っているアルベールとの話のハードボイルドさはすごい。自分はハードボイルドってカウボービバップくらいしか印象ないし、あんまり世代でもない。そこまで惹かれないと思っていたけど、「あ~!!なんだこのかっこよさは~~!!!!」って一人でうなっていた。
それ以外も、背景が素晴らしいとか、作画が丁寧とか、次元の声があの人のままで、回を追うごとに若返ってるとか、見る人によってはあるんだろうけど、とにかく演出?脚本?のかっこよさが光ると思いました。
2話以降の過去回は、定額制動画サービスではdアニメ関係のサービスで見れるようですね。アマプラはラインナップになし、他は調べてません。よろしければ是非。
明日さんの!!第1回、表紙で選ぶ漫画大賞!!
ということで、表紙で選ぶ漫画大賞やります!!
とはいえ、順位もつけないし最初の一冊以外は家の本棚眺めて決めただけなので発作的にやっただけなのですけど。
ちょっと本編に入る前に、横道にそれますがこのエントリは仮想通貨インフルエンサーなのに雑記ブログがホッテントリ入りするニルスさんのブログ「ゴーストインザヘッド」の記事をふと思い出してのことでした。
ニルスさんのセンス、結構自分と近いと思っているので、気になる人はチェキしてみてください。
ということで本編。
あげくの果てのカノン
全5巻、完結済。
個人的に、とにかく目を引くよねーという表紙。
この表紙を本屋で見たとき、ニルスさんのブログ記事を思い出してこのエントリを書こうと思いました。↑で挙げたニルスさんのブログ記事でもこの漫画ありますね。
2巻以降の表紙もステキだと思います。
実は読んだことないのですが、本屋で見かけるたびに目が行くなぁと思っていました。
近々読もう。
↓以降はすべて持っているやつです
ハレルヤオーバードライブ!
全15巻、完結済。
印象に残っている表紙の漫画といえば真っ先に思い出したのがこれ。わざわざ貼らないけど、1巻のジミーな表紙からどんどん派手になっていって、とても素敵な表紙だなーと思いながら、当時単行本を買っていました。
高校生のバンド漫画、ちょっと重いストーリーのところもあるけど、キャラクターがみんな前向きなので気持ちよく読める。
絶対アニメ化すると思ってたけどしませんでした。
星川銀座四丁目
全3巻、完結済。
2017年に上下巻になった新装版が出ているみたいだけど、個人的には旧版の表紙(これ)が好みです。
覚えている人は覚えていると思うけど、2006年当時やたら話題になった少女セクトの玄鉄絢先生。
レーティングは一般です。歳の差の百合モノ。個人的には雰囲気好きなんですが、レビューを見ると、男が描いた百合だなーという意見がちらほらある気が。わからんでもない……かも?
この先生は、この先生にしか描けない漫画を描く先生だなーと思っていました。そういう先生は個人的に強いと思っています。
時間の歩き方
全4巻、完結済。
榎本ナリコ先生といえばセンチメントの季節が有名ですが、表紙が素敵だなーと思っていた漫画。実は2巻以降、買ってなくて読んでなかったので買います><
異国迷路のクロワーゼ
全2巻(+α)、未完。
桜庭一樹先生の推理小説『GOSICK -ゴシック-』の表紙を描いていた先生と言うとわかりやすいかもしれません。
アニメ化もしているのでご存知の方も多いのかも。
2017年1月、病気のため亡くなっておられます。未完というのはそういうこと。
とてもやさしいお話でした。漫画1ページ1ページのクオリティが高くて、アニメは漫画を超えられる気がしなかったため、どうにも見る気になれなかった。そのため自分の中では今も未完なのですが、見てみようかなぁ。
青春のアフター
全4巻(+1巻)、完結済。
もともとはエッチな漫画を描く先生(と自分は覚えている)
青春のアフターは結構キツイ漫画で読んでいてしんどかったんで人には勧めらんないんですけど、表紙で選ぶ漫画大賞ですからね。
でもあの、ストーリーは、よくわかんなかったです……結構話の構成が難しくて、正直なこと言うと、自分の読解力が無いのもだけど、先生のストーリー作りも両方が原因だと思ってます……その、すみません……。
コンプレックス・エイジ
全6巻、完結済。
第63回ちばてつや賞一般部門入選の読み切り版『コンプレックス・エイジ』が元、とのこと。この受賞作はネットでも読めて、当時結構バズったので覚えている人は覚えているかもしれません。「ゴスロリ趣味と加齢」みたいなテーマでした。
連載版はゴスロリ趣味ではなくコスプレにフォーカス。
「26際、派遣社員、趣味=コスプレ」物語と一巻のオビにあるんで、内容はそんな感じ。
全体的に落ち着いた雰囲気で、テーマもテーマなんで「うぁー」みたいな感じにはなるんですが、雰囲気はめちゃくちゃ暗いってわけでもない感じだったかなーという印象。救いはあるよ、たぶん。(あんま覚えてない)
連載終了時、この漫画が週刊連載で描かれていたことを知って、すごくびっくりしました。絵のクオリティはとても高いと思うので。てっきり月刊連載だと思っていた。
とせい~任侠書房~
ヤクザ出版社ほのぼのコメディ。
以上です。
発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術 を読んで
読んだので ジャン談(podcast)で話すメモがわりにかきます。
著者は借金玉氏、発達障害の方で、ブログや寄稿した記事が最近よくバズっているな、という印象。
自分はこの本の想定読者じゃないので読む&感想を言う、紹介すること自体がどうかなと思ったけど、許してください。著者買いです。この人のものの考え方面白いなーと思っていたので。頭の中をのぞいてみたかった。ちなみに、自分がそう思ったのは「見えない通貨」の話を読んだ時のことです。
このエントリを読んで興味が沸いた人はまず買って損は無いのでは?と思います。値段の話は別にしてね。
結論から言うと、とても面白く読めた。この手の本を指して面白いというの、アレなんですけど、本当に面白かったから仕方がない。これは本の中で言っていることももちろんだけど、多分借金玉氏のユーモアというか文章のうまさが多くあって、それがとてもうまい。amazonレビューだか誰かが言っていたけど、借金玉氏は読むときの文章のテンポ?とか音の響きみたいなもので言葉選びをしているんじゃないかという話、確かにそーかも、と思った。本なのにネットの文章を読んでいるようで、その点でもおすすめ。
ということで、中身。もちろん想定読者は発達障害の人なのだけれど、ちょっと日常生活を送るのが下手な人でも学べる部分は多々あります。発達障害でなくとも、人は多かれ少なかれそれらしい傾向の一つや二つ持っていると言う話だし自分もそう思うので。
えーと、ただ一つだけ、発達障害の人が読むうえで一個気を付けないといけないのは、著者も中でたぶん繰り返しているのですが、この本は発達障害を直すためのことは一切?ほとんど?書いてないです。うまく付き合っていくための本です。だから「仕事術」です。発達障害の人が困ること、普通の人が「こうすればいいじゃん(気を付ければ治せるでしょ)」というようなことを「できるかよ」と認めたうえで「力づくで解決する」手段だと思ってます。このあたり、僕は非常に好感を持っています。(なんか上から目線の言い方だな。すみません。その意図はない)
僕は以前仕事で苦しんだ経験から「人としてこうあるべき」みたいなのが大嫌いで、色んなしがらみがクソくらえだと思っているので、問題を解決できるなら、(概ね)どんな手段を用いても良いと思ってます。ちょっとめんどくさいことを金で解決する、くらいは全く何も問題ないと思っています。そういうのもあって、多分借金玉氏には共感するところがある。
話の腰を折りました。全部書くわけにもいかないのでいくつか自分が好きなところを。
(この手の、本のエントリを書く、podcastで話をする時にいつも困るんですが、どの程度中身について喋っていいんですかね。このくらい書くのはいいですよね?多分著者が本の中で挙げているライフハック全体の1割以下だと思うので。)
仕事でシャチハタを失くすのをどうしたらいいか?
答えはシンプル。同じシャチハタを5つ買って机の上、引き出しの中、カバンの中、必要そうなところに入れておけばいいです。
同じ理論で、ベルトを5つ買っておけば朝ベルトが無くて家から出られないことは少なくなるし、同じ靴下を10足買っておけば、靴下が片方しかなくなることは防げます。
会社での雑談や飲み会での振る舞いなんて、茶番でしょ?
そうです。著者は、発達障害者はこの「要するに、これは茶番だ」というのを読みとる能力が人よりも高いのではないかと言っています。また、茶番であることとそれが簡単であることがイコールではない。そういう話を書いています。これはわかるところがあって、就職活動をしていた時、「これは全力でデキる自分を演じる試験だな」と思った記憶があります。少しの面接でその人の深いことなんてわかるはずがないので、自分はこれだけデキるんです、これだけ就活に対し準備をしてきました、そういう自分をよく見せる嘘を付けます、茶番を演じられます、というアピールの場なんだろうな、みたいな。
「何もしない」をすること(休息)の重要性
著者は、特にうつ状態に陥いる時、心が休まっていなければ休息にならないという話をしています。そのため、いくつかリラックスするための手段を挙げているのですが、いよいよもうダメだとなった時の対処法として「外こもり」を挙げています。
これはビジネスホテルで5日くらい何もせずにダラダラするというやつです。この効能とかは、自分で本を買って続きはキミの目で確かめてくれ!!
あとそうえいば、あとがきを熊代亨氏が書いています。というのも話すか。ジャン談でも以前出た名前だしな。
本文は以上です。
ここから先は違うこと。
書籍ってやっぱいいですね、と思う。大体は無料で多くの情報を手に入れられる分ネットを信奉する人はいると思うけど、エッセンスが集約されているという意味で書籍としての価値というのはすごくあると思います。結局、その集約性?みたいなものにお金を払うのなら全然アリだな、と良く思う。
おわり。
平成30年の半年間
怒涛のような半年間だった。
端的に言えば職場の人員がめちゃくちゃ少なくなって人生史上最も働いた半年になった。
一時期、睡眠不足と自分の時間が取れないことのストレス等で精神的にキて、イライラしたり仕事のモチベーションがめっちゃ下がったり(多分全盛期の6割くらいだったと思う)と色々あったと思うのだけど、なんとか半年間経った。
もう疲れたのでもう半年7月以降は流します。流すったら流す。
しかしこうやって大変大変言いながらも前職と比べた時の大変さというか精神的な苦痛はどう考えても半分以下で、それだけ前職が特殊な環境だったということがわかる。
あまりこういうことを書くべきではないんだろうけど、つらいときはよく対向車に突っ込む妄想をしていた。結構な頻度で。
あの時は本当に何も考えられなかったから、いろんな「人としてこうあるべき」みたいな人生のことは全て放棄していて、生きれればいい、仕事を続けてさえいればいいとまでハードルを下げていた。だから貯金もなかったし、(まぁ今も無いのだが)それを悪いこととも思っていなかった。確か、たまたま借金は無かったけど、それも別に意識したわけではなくて、何か欲しいな、と思ったら大きな抵抗なく付き合いで作ったカードローンの枠を利用していただろうな、と思っている。まぁ、あの時の心構え、生きるハードルを下げたのは決して間違いではなかったんだな。
最近、前職で勤めていた会社の経営がよろしくないという話を耳にした。以前の同僚だってまだ勤めているし、彼ら、彼女らも結婚していたり子供がいたり、家族がある。だから会社がそうなって清々するとかそういうのはあんまり無いんだけど、逃げた自分が彼らよりも結果的に多い給料もらってるの、変な感じだなと思う。
まぁ人生ってそんなもんでしょ、と思うし、転職に際してはそれなりにリスクも取ったし、努力もしたし、っていうのもあるんですけど。
それに、まだ前の会社に残ってる彼らが辛いと思ってると確定したわけでもないし。僕はあの会社に残るのは絶対に無理だったけど、彼らなら残れるのかもね。そう思ったから結婚とかしてるのもあるのかもね。 飽くまで僕の目から見た話しなわけで、わからないわけですが。
今の会社についても言いたいことはたくさんあるけど、変な身バレしたら嫌だからやめとこう。一生勤めるにはいい会社だなと思ってますよ。これは本当に。
まぁそーゆーわけで、何が言いたいのかわかんなくなったけど、まぁまぁ元気でやってます。上半期は仮想通貨で大損こきました。まだ検証中だけど、安定的に勝てる方法が見つかったような気がしないでもないので、後半は上半期の損をチャラにできればいいな。
あ、そうそう、たまに投資のこと相談されたりするんですけど、まぁ前職のアレもあって一般的なことなら答えられるし答えます。何か相談があればドーゾ。
とはいえアレなので、僕は現状勝ってないのでね。短期トレードの話はできないのですけど。一般的な資産形成に関しての話なら、それなりにしますよ。多分。
20180425
まぁわかる。もちろん勉強のことだけではないよ。とてもこの状況を正せるとは思ってないけど、この問題には結構本気で憤りを感じているし、東京近辺の人に対する鬱屈した感情は少ないながらもある。
— 島根県畜産センター (@ashitasan) 2018年4月25日
「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由 https://t.co/54mJLUkiNS #現代ビジネス
自己満日記。
どういう環境に生まれるか、どういう環境で育つかというのは本当に博打で、本当に大きな格差が存在する。多分そういうことで思い悩んだことが無い人は想像もできないことが世の中には多分ある。
この話とはちょっと違うのだけれど、僕は価値観とかしがらみとか、人生を生きていてとにかく色んなことが糞くらえだと思っているのだけれど、そういうのって本当に強固なものだから、「話せばわかりあえる」とか、そういう風には一切思えない。価値観が衝突した時って大体平行線だし、月並みな言い方だけど、複数の正義があるだけでどれが間違っているというわけでもない。もし複数の価値観の人間が、分かり合うことが可能だったとしても、そこに至るまでには多大な労力を要するし、多分それなりに傷つく。そんな代償を払ってまで頑張る元気は無いし、だから、諦める。
地理的に有利なところに生まれた、住んでいる人に対する鬱屈とした感情というのは本当にあって、ときどき苦しくなるから頑張って合理化する。「~~すればいいことじゃん、何を難しく考えてるの」と言われることはあるけど、当事者にしか見えない大きな障害っていうのはあって、それをクリアするためには多大なパワーが必要になる。それに、意味の重すぎる天秤を用意して決断しなければならない。それにもパワーがいる。
だから、今日も僕は黙る。